サイト表示速度がビジネス成功の鍵を握る
2017年12月20日のGoogle公式ブログのテーマは「モバイルサイト表示速度の重要性と高速化の方法」でした。
「モバイルユーザーがスマホに接触する回数は、1 日平均で約 150 回、時間にすると約180分をスマホの利用に費やしています。しかし1回あたりの接触時間は1分間のみ」
スマホに接触する回数は150回/日ととても多いですが、サイトに接触している時間は1回1分と、かなり短いです。
このことから、いかに早く求めている情報にたどり着けるか、は問い合わせ獲得の鍵を握っていることがわかります。
さらに「モバイルサイトを閲覧する際、最もイライラする要素は何ですか?」という調査結果で、46%の人がページの表示速度が遅いとイライラする、と回答していました。
出典:Google公式ブログ「モバイルサイトを閲覧する際、最もイライラする要素を聞いた調査結果」
2017年10月に国内で行われたGoogle公式セッション内では、次のような発表がありました。
「モバイルのロード時間が3秒以上かかると53%もの人がサイトを離脱してしまう」
スマホの表示に3秒以上かかると、半数以上がサイトを見ずに帰ってしまう、ということです。
- SEOをどんなに頑張っても
- Facebookでイベントを告知しても
- インスタグラムで毎日写真をアップしても
サイトの表示速度が遅いだけで帰られる、ということです。
お客様が快適に利用できるお店作りはリアル店舗と同じこと。
工務店は「表示速度が速い」事に対して、もっと重点を置き、対策すべきでしょう。
また、Google検索結果の順位決定要因にも、ウェブページの表示速度は含まれています。上位に表示されるためにも、表示速度が速いことは条件なのです。
2018年は沢山あるスマホ対応サイトの中で「スバ抜けて表示速度が速い」を実現することが、ビジネス成功のカギを握ります。
では、どうすれば良い?
Googleの発表では、サイト表示の高速化では、以下の3つの要素が重要とされています。
- 表示にかかる時間 目標は3秒未満
- リクエスト数 目標は80回未満
- ページ容量 目標は1MB未満
出典:Google公式ブログ「ウェブページ高速化に必要な要素とアクション」
画像の圧縮や画像最適化は、ページを作る際に徹底することで対策することができます。自社でホームページを更新できる仕組みを取り入れている工務店は、ページを作る際に徹底して注意しましょう。
- 撮影した画像を大きいまま使用しない
- 表示サイズ以上の画像を縮小して表示するのではなく、表示サイズ通りの画像を使用する
とても地道なことですが、この2点はとても重要です。サイトで使用しているすべての画像に対して見直すと、それだけでも効果が見込めます。
Googleもこの対策を「必須であり、かつ作業が容易なうえ、非常に高い効果が期待できる」としています。
それ以外の項目はシステムに関わる部分です。システムを提供している会社またはホームページを制作している会社が、対策をとっているかどうかです。
頑張ってコンテンツを作っても、内部システムに抜けが多いと表示速度が遅くなり、ビジネスチャンスを逃してしまいます。そのようなことに陥らないよう、しっかりしたシステムを選ぶことが重要です。
さらにGoogleが中心となって展開しているサイト表示を高速化する仕組みAMP(Accelerated Mobile Pages)を導入することでも改善できます。
AMPは現在はニュースサイトやショッピングサイトの対応が中心となっていますが、今後は住宅会社・工務店サイトへも波及していくでしょう。
ゴデスクリエイトのシステムでは?
ゴデスクリエイトでは、住宅会社専用のホームページシステムを提供しています。ホームページで売り上げをアップするためのシステムです。
2017年冬に発売開始した最新バージョンは、サイト表示速度対策を施し、さらに高速化するための新しい仕組みAMPも取り入れています。
「サイト表示速度がビジネス成功の鍵を握る」を実現するための、ホームページシステムです。