LINE公式アカウント サービス統合

LINEが提供していたビジネス用アカウントLINE@LINE公式アカウントが2019年4月19日にサービス統合されました。

LINE@を運営している工務店は、4月19日以降順次公式アカウントへの移行が開始されていますので、対応が必要です。

※ほとんどの工務店アカウントにはLINEより移行の案内はいっておらず、5月中旬以降から本格的に移行開始となるとのことです。(5月9日現在)

 

料金プラン

新プランで変わる機能

管理画面

QRコード

アカウントタイプ

移行スケジュールと方法

移行時の注意(とっても大事!)

 

 

料金プラン

今までのプラン

新プラン

今まで、フリープラン、ベーシックプランで利用している工務店が多いと思いますが、ベーシックプラン(月額5,000円)でしか使えなかったリッチメッセージやリッチメニュー、動画メッセージ、さらにプロプラン(月額20,000円)でしか使えなかったセグメント配信が、フリープランでも利用可能になります。

プランによる機能の違いは一切無くなりますので、工務店にとってはとても嬉しいプラン改定です!

 

新プランには3つの料金設定がありますが、どのプランを選択すれば良いのでしょうか?

プランによる違いは、メッセージの総配信数です。

※メッセージとは、一斉に配信するメッセージのことで、LINEチャットで会話するものは含まれません。

上図のとおり、1回に配信するメッセージを1とカウントし、それを何人に届けるか、ということで総配信数が決まります。

仮に、友だち(ターゲットリーチ数)が500人だった場合、月に2回メッセージを配信すれば、500人×2回=1000通、となり、フリープランの場合だと月に2回メッセージの配信が可能ということになります。

工務店では、毎週1回配信することを推奨しますが、その場合、友だち250人×4回=1000通、となりますので、250人以下の場合はフリープランでいけそうです。

それ以上の場合はライトプランを選択してください。

課金の対象となるメッセージは以下の通りです

 

フリープランからライトプラン・スタンダードプランへの変更はいつでも可能ですので、フリープランで大丈夫かな?と不安な場合もフリーから初めても安心です。

 

今ベーシックプラン(月額5,000円)を利用中。新プランでフリープランは選択できるの?

選択できます!

移行手続きをする際に、どのプランで始めるかを選択することができますので、ベーシックからフリーに変更することが可能です。但し適用された料金プランで課金が開始されるのは、移行完了の翌月となるようです。

 

新プランで変わる機能

チャット(旧1:1トーク)

1:1トークは、「チャット」という名称に変更されるようです。この方が分かりやすいですね。

機能も拡充され、今までできなかった複数のユーザーグループとのチャットが可能になります。

トーク履歴の保存期間はテキストは4か月、テキスト以外のコンテンツは2週間です。

 

リッチコンテンツ

リッチメッセージ、リッチビデオメッセージを全てのプランで利用可能になります。(最大登録件数5,000件)

リッチメニューで利用できるデザインガイドのサイズで「400×270」のものが無くなります。今このサイズで作成しておられた場合はデータが移行されませんので大きなサイズで再作成する必要があります。思い当たる方はチェックなさってください。

 

統計情報

ホーム

取得できる情報が「ホーム全体の情報」から「タイムライン投稿毎の情報」に変更となります。

今までは時系列でしか見ることができなかったホームのデータが、タイムライン毎に確認できるようになるので、各投稿の効果測定が容易になり、より一層お客様に届く投稿が発信できるようになりますね。投稿者のモチベーションアップにも繋がるとっても嬉しい機能です。

 

友だち

取得できる情報が「友だち追加数、ターゲットリーチ数、ブロック数」に変更となります。

ちなみに、友だち追加数ーブロック数=ターゲットリーチ数ではないそうです。理由は、ブロックはしてないけれど、端末の機種変で届かなくなる、といったケースもあるためだそうです。

 

一括機能

複数アカウント配信とリッチメニュー一括設定、は機能提供終了となります。

移行後には代替機能の用意があるそうです。

1社で複数アカウントを運営している場合(注文住宅アカウントと土地情報アカウント、賃貸情報アカウント、など)に活用する機能です。

 

他にも機能変更はあるようですが、以上が工務店に関係する主要機能です。

 

管理画面

WEB版の管理画面URLと管理アプリは、今までのものから変わります。新しいURLやアプリは移行後に案内があるようです。

また移行後は、旧管理画面を操作することができなくなるようなので注意が必要です。

ログイン方法は、今までと同じようです。

 

QRコード

QRコードが変わるようです。

今までのQRコードも、2020年3月末まで利用は可能なようですが、それ以降は使えなくなりますので、新アカウントに切り替わったら、ホームページに掲載しているQRコードはすぐに変更した方が良さそうです。

展示物やチラシなど既に印刷して使用しているものは、来年3月までの改編のタイミングで新しくする必要があります。

 

ちなみに現在はポスターの機能を管理画面から使用できなくなっていますが、サービス統合後に再開するとのことです。

 

アカウントタイプ

アカウントタイプは今までと同じく認証済みアカウントと一般アカウントがありますが、名称が変わります。

LINEアプリ無いでの検索ができるのは、従来通り認証済みアカウントのみですので、工務店は一般アカウントではなく、認証済みアカウントで運営しましょう。

現在一般アカウントで利用している場合は、移行を行った後、認証済みアカウントへの申請が可能になります。

 

移行スケジュールと方法

4月18日以降、順次移行の案内が各アカウントに届きます。(多くのアカウントで手続きが可能になると思われるのが、5月20日以降だそうです)

案内が届いたら手続きができるようになります。案内は管理画面に表示されるようで、メールでの通知は無いようです。

また、GW中(4/26から5/7)は案内が来ていても移行手続きは出来ないとのことです。

 

移行は、パソコン版管理画面とLINE@アプリから手続きが可能。管理者権限のあるユーザーであればどなたでもできます。

移行時に料金プランを選択します。

現在フリープランを利用しておられればフリープランで移行され、有料プランを利用している場合は、どのプランにするか選択することができます。

 

移行時の注意(とっても大事!)

今までのものがすべて移行されるとは限りません!

今まで配信したメッセージや設定が、すべてそのまま移行できるとは限らないようです。

ですので移行前に必要なデータを全てダウンロードしておくことをLINEが推奨しています。

特に今までのチャット履歴は無くなると困りますし、過去配信したメッセージも、いつ、どんなものを配信したかが全く分からなくなるようなので、事前にダウンロードが必要です。

ダウンロードの方法は公開されていませんが、移行時に管理画面にダウンロード機能が表示されると思われますので、必ず、ダウンロードを行ってください。

一度移行すると、元には戻せません!

移行ボタンを押した瞬間に、もう、後戻りはできません、とのこと。

旧管理画面にも入れません!

「あれが見たいな」と思っても、移行後は旧管理画面に入ることすら、出来ないようです。

 

・・・ということで、すべてダウンロードしておくことが無難です!!

 

その他LINEが掲載していた注意事項です

 

※ページ内の画像はLINE社提供資料より抜粋しています

 

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