永遠の0
大ヒット中の「永遠の0」、
遅ればせながら見てきました。
ひとりひとりに物語があって
その物語は繋いでいかなくてはいけないー。
3時間という長編でしたが、
瞬きもできないほど引き込まれた
素晴らしい映画でした。
公開から1ケ月近くもたつと
大抵の映画は観客がパラパラ、なことが多いと思うのですが
「永遠の0」は違いました。
しかも、若い人が多かったのです!
そう言えば、うちの息子も見たい、と言っていました。
多くのお友達もそう言っている、と。
戦争の映画なのに、高校生に旬な役者さんが出演してる
わけでもないのに珍しいな、と思っていたのですが
観客席には学生さんがたくさんいました。
その光景を見て、めちゃくちゃ嬉しくなりました。
映画関係者でも何でもないのに。
「日本人の男性はあきらめない。それが日本男児。」
サムライ精神とは?とミラン入団会見で突然たずねられ
答えた本田圭祐選手の言葉、カッコよかったですね。
映画の登場人物すべてと重なりました。
さらに私がこの物語を涙なしで
見ることができなかったのは、この18歳×19人の若者たちが
零戦搭乗員とどうしても重なってしまったから。
野球部卒部式の後のパーティーにて、
母リクエストに超笑顔で応えてくれた息子たち。
2年半のクラブ活動を文武両道でやり遂げた
ひとりひとりのスピーチが想像以上に素晴らしく、感動しました。
あなたたちには確実にサムライ・日本男児の血が流れています。
あっ、「永遠の0」は、戦争の映画ではなく、愛の映画でした!