世界遺産『厳島神社』
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よく晴れた、気持ちのいい3連休の真ん中。世界文化遺産『厳島神社』に行ってきました。 小学校の頃から金閣・銀閣寺に一人で出かけるほどの歴史大好き少年だった弟と、 宮尾登美子さんの「平家物語」を読破し、平清盛が心を傾けた場所に憧れの眼差しの妹と一緒。 だから、ガイド入らず。 現代のように科学も文明も発達していない時代。 あらゆる脅威・驚異に対して平常心を保つ、いえ、装うことすらそれは並大抵のことではなかったのだろう・・・と想像します。 下の写真は、秀吉の急死によって工事が中止され、御神座の上以外は天井が張られておらず、板壁もない未完成のままの状態で現在に至る、大経堂「豊国神社(千畳閣)」にて。 「秀吉はきらわれてたってことやな。」 戦で亡くなった者への供養・・・という大きな想いがあったというのに。 信長の心を匠につかんだ秀吉でしたが、自分に仕える人の心はつかめなかった? いつの時代も「人」の「心」に悩み・苦しみ・一喜一憂する・・・でもそれが人生なのです! |