初めての試合観戦
京都市大会で春に続き、夏も優勝という
偉業を成した先輩達が引退し、新チームがスタートした、我が息子の野球部。
先輩が最後まで勝ち進んだということは、
新チームで練習できていないということでもあり・・・。
そんな中、他校との練習試合が始まりました。
試合に出る息子の姿を見るのはもちろん初体験ですが、
「体育会系」の空気がたまらなく刺激的でした。
覇気のない声出すんやったら、声出すなーーーーーーーーーーーーーーーあ!
何をやっとるんや、お前はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
やる気あるんかぁああああああああああああああああああああああああああ!
怒声がする度に、監督やコーチの方にくるっと向き直り、帽子をとって、
真剣な眼差しでお言葉をもらう、子どもたち。
同じく、体育会系に免疫のない私も、先生の声がする度に
椅子から立ち上がってしまうくらい、緊張してしまいました。
「明日、彼、来なかったらどうしよう・・・。」
まだまだ小学生のような1年生が、顔を真赤にして直立不動でいる
姿を見て思う私。
でも。あれっ?これって見覚えのある風景。
そう、わが社にある風景。っていうか、私の姿、やん。
あいさつは何より大事
失敗は必ず次にいかす
同じ仕事するなら覚悟をもって、やろう
社会に出たら、絶対必要な人間力を、今、正にたたきこんで
もらっている息子。
素晴らしい、幸せ。
念願のサードで起用され、でもボールが抜けていき・・・
その失敗を挽回したいとバッターボックスに立つ。
ヒットは打てないのだけれど、犠牲フライで勝利の得点につなげた!
前向きに受け止めた、初めての試合観戦でした。