ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。
世界90か国に衛星中継で生放送され、公式ホームページでは、視聴者5千万人とありますが、推定では4億人とも5億人ともいわれる、世界で最も有名なコンサートです。
ちょうど1年前にNHK Eテレの再放送を見て、その華やかさ、豪華さにときめき、「今年はこれ(ラデツキー行進曲の手拍子)を体験したい!」と口に出して言ってみました。まっ、無理かな~と思いながら。
1月1日のチケットは、それはもう、高価すぎて。とても手が出ません。
「1月1日と同じ指揮者、プログラムだけでなく、会場内の花飾りもあり、夜公演でも、ニューイヤーと同じ気分を味わうことができる」12月31日のジルヴェスター・コンサートのチケットを入手できた時、それは旅の目的地がウィーンに決まった瞬間であり、ヨハン・シュトラウス一族の楽曲に酔いしれる日々の始まりでもありました。
美しく着飾った人たちが、白い息を吐きながら楽友協会にどんどん吸い込まれていきます。
この先に、黄金に輝くホールが!
そして世界に衛星生中継される照明設備は半端なく。もう、すべてに見惚れてしまう正に黄金のホールでした。
常任指揮者をおかない、ウィーン・フィル。
2018年ニューイヤー・コンサートの指揮者は、今回で5度目となるリッカルド・ムーティさんです。
押しも押されぬ世界的指揮者の指揮に従い初体験した、ニューイヤーコンサートお約束「ラデツキー行進曲」の手拍子は、それはもう、もう、もう、最高に感動でした!!!