毎年恒例、一年の始まりの私にとっての大行事、お初釜。
今年は昨年末に、大変な大役を仰せつかっており・・・。ドキドキして年を越しました。
振り返ってみれば、仕事でも、私事でも、自分にとって、大きな課題を年の終わりに与えられ、年越しを迎えることが多いような気がします。
初炭点前。
どれだけお稽古を継続できても、恐らく私には一生「無理」なお点前だと思っていました。
「ぜひ、チャレンジしてください。」
有り難いお言葉を賜りました。
岡山に移られた先生に、そのことをお伝えすると
「台子の初炭点前は本当に上級のお点前よ。出世したわね。」
大役が決定して初めてのお稽古時、そこそこ予習して臨んだのに、いつも拝見していた初炭点前とはなんだか違う・・・と大汗をかいた理由がわかりました。
ドキドキを通り越して、ブルブル震えが。
ウィーンからザルツブルグへ移動の車中も、頭の中で繰り返しシュミレーション。なんだか幸せだなぁと思いながら。
当日は、それはそれは社中の皆様に温かく見守っていただき、お点前はあっという間に終わりました。
さてその出来は・・・?今年もますますお稽古に励みます!!