「超変革」金本阪神
金本監督就任が決まった時から、今年は父を連れて甲子園に行くぞ、と意気込んでいました。ゴールデンウィークがスタートしたとてもいいお天気の日に、その機会はやってきました。
「えっ、誰?知ってるの鳥谷だけかも。」
2016阪神は、スタメン野手8人の平均年齢が12球団で最も若い26.0歳。先発ピッチャー9人中6人が平成生まれという若手軍団。日頃は「勝ってる?」だけの会話なのに、次から次に父に質問攻め。嬉しそうに答えてくれます。
そして最近調子悪く4位に墜落していた阪神、勝利です!プロ初本塁打が逆転弾となった陽川選手と、ドラフト同期の岩貞投手がもたらした白星でした。
熊本出身24歳の岩貞投手。
「つらい思いをしている人がたくさんいる中で自分ができることは限られているので、支援しながら野球は一生懸命頑張っていきたいと思います。」少し涙も感じたヒーローインタビュー。45000人の大観衆の思いが一気に熊本に馳せた瞬間でした。
試合開始前の練習風景、応援歌、国旗掲揚(昭和の日だったから?)、ホームラン、7回攻撃のジェット風船、勝利、熊本のこと、父のこと。アルプス席2700円の価値を遥かに超える充実の3時間30分でした。やっぱりライブは最高です。