「シリコンバレーの“今”を視る。世界の“当たり前”を感じる。」
を掲げたこの度の出張。まだ日本に上陸していない、世界の当たり前が「Wework」です。
Weworkは、フリーランスやスタートアップ企業をターゲットにした、N.Y.発シェアオフィスのスタートアップ。現在アメリカをはじめカナダ、オーストラリア、イギリス、中国、韓国、インドなど15ケ国約50都市・155ヵ所で物理的な拠点を展開し、利用者は世界中で13万人以上を超えています。
現在では、Microsoftなどの大企業がパートナーシップを組み、トランプ政権になってから米国に積極投資を打ち出しているソフトバンクグループと合弁会社WeWork Japanを設立したニュースは記憶に新しいとろこです。
利用者13万人のうち14%(2017.1月)は、Dellやマッキンゼーなど従業人500人以上の企業の社員が占めているそうです。正に「どこでだって働ける」働き方改革の最先端です。
2018年初めに、日本初のWework拠点が東京でスタートするとのことですが、サンフランシスコでのWework一時利用の予約、ちょっぴり苦労しました。Amazon echoの購入も然り、日本未上陸ものは、「こんなに情報がないものか」と驚くほどネットで情報を拾うことが出来ず、終わってしまえば、すべては楽しく貴重な思い出ですが、仲間に入れてもらえない日本の遅れをずっしり感じました。
Wework利用で密かに楽しみにしていたのが、ビールサーバーです。仕事スペースでビールを飲むって、とっても自由、なんて素敵。やっぱりワクワクする感じが良い仕事をするには必要、ということでしょうか。利用したのが木曜日と月曜日だったからか、実際にビールを飲んでいる人は見かけませんでしたが、Wewrokは月~金曜日営業の18時クローズです。きっと金曜の午後は、ビールを飲みながら、熱いスタートアップ談義が繰り広げられるのだと思います。
Weworkの企業価値は2016年春の時点で160億ドル(約1兆7,000億円)に達し(14年12月時点では50億ドル)そしてソフトバンクは約2兆円の評価額をつけて、この度の合併会社設立となりました。
どこをきりとっても絵になる、Instagram映えするおしゃれ空間、超高速インターネット環境、ビール&コーヒー飲み放題。顧客はマイクロソフト、アメリカンエキスプレス、レッドブル、ガーディアン、Airbnb、Uber、Yelp etc。これほどワクワクする仕事空間があるでしょうか!
世界中にちょっと立ち寄って仕事ができる拠点、Wework。間もなく日本上陸です。