すべては起こるべくして起こったことなのだと強く感じる。
それを思うとき、僕はとても謙虚な気持ちになる。
出発の朝、一気に読み終えた「25年目の『ただいま』」の最後の一節。本の帯にもあるように、グーグル・アースが起こした奇跡であり、真実の物語です。
シリコンバレーGoogle本社視察にあたり、事前に映画を見るよう言われていたのですが、既に日本でもロードショーは終了し、DVDの発売は10月という状況の中、急遽出張4日前に書籍を取り寄せました。
Amazing stuff.(びっくり仰天)「ザ・ニューヨーク・ポスト」
結果として、「A Long Way Home(25年目のただいま)」を映画ではなく、本で読むことができて幸せでした。一番のクライマックスだと私は思う、生みの母と育ての母が初めて顔を合わす場面は、朝5時30分にやってきて、寝ぼけ眼に涙が溢れました。
「僕はとても謙虚な気持ちになる」この日本語でこの物語を締めくくった翻訳者を尊敬します。
映画「インターンシップ」も鑑賞し、準備万端でのぞんだシリコンバレーGoogle本社は、まるで大学のようなオフィスでした。ゲストも無償というカフェテリアには豊富な多国籍料理と充実の野菜がズラリ。スイーツもちゃんとあって、これがとっても美味しくてびっくり。
健康を維持できる環境と、ストレスを上手く調整できる環境を与えましょう。だからとびっきり良い仕事をしてくださいね。と言われているよう。素敵。燃えます。
私たちはERICのゲスト。リーマンショック時、NASAからGoogleに転職。地質学者であった為、Google Mapプロジェクトに従事。そして、なんと、映画「LION ライオン 25年目のただいま」の奇跡を起こした、インドでのGoogle Earthプロジェクトの発案者なのです!!!
「ERICの仕事の結果、サルーはインドの家族と再会できたのですね。」と伝えました。あ〜!感動。
超明るくフレンドリーなERIC。そんなERICのストレスリリースの一つが車。
来年で創業から20年を迎えるGoogleのCEO、スンダル・ピチャイ氏が就任以来初めて日本のメディアの単独インタビュー(9月29日日本経済新聞)を受けて話した中で、「世界中の情報を整理し、すべての人がアクセスできるようにするという使命はなんら変わらない。」「我々は編集者になりたくない。我々の目標は、自分たちの意見を加えることではない。ユーザーが探している情報を見つけるのを手助けすることだ。」というメッセージがとても印象に残りました。
シリコンバレーでグーグルカーに遭遇!
一握りのIT企業にデータや富、頭脳が集中する「ニューモノポリー」への懸念が高まり、Googleは「世界で最も厳しい目で見られている企業の一つだ。」とも。
日本では考えられない手厚い福利厚生の、夢のような現場の裏側には、日本では考えられない厳しい競争の世界があるのだと思います。
Thank you ERIC! Thank you Google!