2020年「工務店のWEB&SNS、誰が担当すると成果が出る?」というテーマで、
・専属の担当者?
・営業が兼務?
・パートさんを採用する?
誰が担当するのが良いか、調査をしていました。
あれから4年。2024年はどうでしょうか?
兼務?専任?の議論は終わり。新体制「社長が構築するWEBチーム」
2024年の状況です。
担当者だけでWEBを行っている会社は約30%。社長や営業が関わっている会社が大半となりました。
2024年WEBに関わる人
今から7年前の2017年と比較すると、WEB運営を「社長、営業、WEB担当のチーム」で運営する会社は2倍以上。
2017年WEBに関わる人
この背景には次の2つが挙げられます。
①依頼先決定プロセスの変化によりWEB営業の重要性が以前よりも増加
勝負は対面前に80%ついていると言われ、対面前営業が成功の多くを占めています。
(新建ハウジング出版危機突破読本2023より)
②媒体や手法で成果が出る時代は終焉
WEBが業界全体で浸透していなかった頃は媒体や手法で成果が出ていました。しかし多くの会社がWEB運営を学ぶようになり、手法やテクニックではなく「何を伝えるか」が重要になりました。
WEBマーケティングは経営・営業に近い存在に
「何を伝えるか」は「会社が見込み客に伝えたいこと」であり、自社の特徴、優位性や他社との差別化ポイント、市場動向やトレンドなど、営業で見込み客に必ず説明することです。
①どのように話すか
②何を見せながら話すか
など経営者や営業マンは独自のノウハウを持ってこれを説明します。
WEBでもこのノウハウは必要です。
ただし日常的にお客様との営業的接点を持たないWEB担当者には、このノウハウを蓄積するタイミングや時間はほぼ無いと言えるでしょう。
強みを持ち寄って、効果を最大化する
WEB運営は、企画→コンテンツ作成→媒体選別→発信という流れで行います。企画には営業ノウハウが、媒体選別や発信にはWEBの専門ノウハウが、必要です。
専門ノウハウを生かしたWEB運営こそ効果が最大化することは、お分かりいただけるでしょう。
新体制構築に乗り出す工務店が増加。踏み込めない会社はセミナーを活用。
WEBのチーム運営について、多くの工務店で着手が進んでいます。意思決定のスピードを上げるため、WEB担当を社長直轄の組織に変更するケースも出ています。
WEB担当者がセミナーに参加し知識を蓄えることはもちろん、そこからさらに引き上げるためには「体制の見直し」が必要不可欠です。
ただしWEB担当者と経営者の「WEBに対する意識の違い」から改革には至らないとお悩みのWEB担当者が多いのも事実です。
WEB担当者の使命はWBE集客の成功。充分学ばれた担当者は、体制改革の提案を次のステップとして見据えてください。
現代のWEB運営について解説する以下セミナーもご活用なさってください。セミナーには経営者や営業担当と一緒にご視聴いただくと効果が高まります。