Facebook広告運用の際に見るべきポイントについてです。
Facebook広告では、リーチ、インプレッション、クリック、クリック率など配信しながらリアルタイムにデータが確認でき、効果計測可能です。
それぞれのデータの意味ですが
「リーチ」は配信人数です。自社の広告が現在何人のユーザーに表示されているかの人数です。
「インプレッション」は表示回数です。一人が広告を2回、3回見ると、その分加算されていきます。
「クリック」は、広告のリンク先に指定しているページを押してくれた回数と、それ以外にも、説明文章の隠れた部分を展開して全文を表示させるクリックも含まれており、それらの合計数です。
自社で広告配信される際に、これらのデータを確認することがまずは基本ですが、今回「フリークエンシー」データについてお伝えします。
「フリークエンシー」というのは表示頻度のことです。一人のユーザーに平均何回広告が表示されているかの回数です。
自分がプライベートで広告を目にする瞬間を思い浮かべると、求めていないのに何回も広告が表示されると、マイナスの印象を持ってしまいませんか?
表示回数が多すぎると、それによって企業イメージが下がりやすくなってしまいます。
興味ありユーザーに対して、何度も広告を目にしてもらうことには価値はありますが、認知獲得のために地域を限定して配信していくユーザーに対して、表示回数は多すぎない方が良いです。いきなりたくさん表示されるとこれから育っていく可能性があるユーザーも、広告をブロックする結果になりかねません。
フリークエンシーの目安ですが、例えば、完成見学会で1週間から10日間の配信期間の広告の場合、1ユーザー2.5回までが目安になります。
2.5回以上表示されている場合、改善をした方がよく、大きく2通りの改善方法があります。
1つ目は、広告の内容を変えること。
写真をリビングから外観に変更したり、広告見出しや説明文章を変えることによってユーザーにこれまでとは違う情報を届けるのです。
見せ方を変えるだけで、同じユーザーでも反応が変わることがあります。
2つ目はターゲットを広げる方法です。
地域をより広範囲にしたり、年齢に少し幅を持たせたり、興味関心の条件を追加する等して、ターゲット設定を広げることにより、これまで配信されていなかったユーザーにも届けることができるようになります。
Facebook広告を活用した集客は、広告内容、ターゲット設定以外にも、リンク先のイベント告知の見せ方も含めて事前の内容作成と、広告配信後の分析が重要ですが、考え方の目安としてぜひご参考にしてください。
WEB広告を活用した集客に関してのご相談も承っております。どうぞお気軽にご相談ください。