「正常性バイアス」
自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価してしまう人の特性のことです。
人間の心は予期せぬ出来事に対して鈍感に反応するようにできています。
それは日々の生活の中で生じる「予期せぬ変化」や「新しい事象」に、心が過剰に反応して疲弊しないためです。
住宅業界で「現場の営業社員や工務スタッフ」から見ると「WEBマーケティング」のイメージは、どちらかというと専門的なもので決して身近なものでは無いので、「予期せぬ変化」「新しい事象」として鈍感になってしまいやすいものなのかもしれません。
現実問題として、見込み客は、確認のために、補足のようにWEBを使ってはいません。
会って話を聞く前に、HPやSNSで「自分たちのしたいことができる会社」を事前にきちんと比較検討して絞り込みをしています。
ホームページやSNSでしっかり発信ができていなければ、対面の営業を始めることすらできなくなりました。
全国で集客に成功している会社は、WEBマーケティングの体制を形式的に社内に取り込むのではなく、本気でWEBで営業をされています。
本気でWEBで営業すると言うのは、誰か1人の担当が更新業務を担うではなく、会社全体でチームとなり「WEBこそ営業」と位置付け、全員で発信に取り組んでおられます。
この1年でサイト訪問時の平均滞在時間は22秒減少しています。
1ユーザあたりの情報量が増えているので、1社に割ける時間が少なくなっているんですね。
一方で、問い合わせユーザーの73%は初めてHPに訪問したその日のうちに問い合わせしていると言うこともわかっています。
競争激化し滞在時間は少なくなっていますが、ユーザーの決断は早く、良いと思ったらすぐにアクションを起こしてくれます。
アクションを起こしたい気持ちにさせるための情報提供が必要です。
皆さんが、自分のプライベートでもそうされたいように、欲しい商品があったら、雰囲気では無く、今現在の実物の写真や具体的な説明で情報提供して欲しいですよね。
仮に今ホームページでは発信が出来ておられないとしても、来場されたお客様には、具体的な細かい説明をされているはずです。
まずは、アクションを起こすことから始めませんか?