Facebook広告で写真を使った配信パターンには
①シングル画像広告
②カルーセル広告
の2つがあります。2つのフォーマットの違いは、掲載できる画像枚数です。
シングル画像広告は、文字通り画像1枚だけの広告で、
カルーセル広告は一度に10枚まで画像を見てもらうことができます。
この違いだけで見ると、カルーセルの方が情報量を増やすことができ、ユーザーの反応を取りやすいようにも思います。
完成見学会などのイベントであれば、カルーセルでたくさんの見所をユーザーに知ってもらうことができるようになりますね。
ですが、シングル画像とカルーセルには他にも違いがあります。
①シングル画像 アスペクト比: 1.91:1~1:1 ※縦長または正方形
②カルーセル アスペクト比: 1:1 ※正方形のみ
みなさんあまり意識されていないように思いますが、シングル画像では、縦長画像が選べるんです。
縦にすることにより、スマホ画面上でより大きく空間を見せることができるようになるので、
インスタやFacebookでユーザーへの訴求力が高まります。
インパクトが増して、ユーザーの意識を向けやすくなります。
カルーセル広告では、選択できる画像サイズは正方形のみです。
インスタグラムは利用者が増え続けていて住宅業界でも魅力的な市場に違いありませんが、
その一方で工務店アカウントも増え、広告出稿している地元の同業者数も増え続けているので
以前よりもユーザーの目にとまることが難しくなっていることも間違いありません。
そのような環境の変化によって、まずはユーザーの目に止まるための工夫も今まで以上に必要になっているように思います。
10枚画像を登録していても、ユーザーがスクロールの手を止めて、指で横スライドしてくれなければ2枚目以降の情報は無いに等しいですよね。
シングル画像の方が早く作成でき、作成効率で考えても、シングルの方がやりやすいという側面もあります。
Facebook広告に限らず、WEB広告は全て理由があってフォーマットのバリエーションがあるので、
「これを使うのが正解」と答えがはっきり出るものではありませんが、
1つの考え方として知っておいていただけると、戦略の幅を広げていただけるのかなと思っています。
シングル画像、カルーセル広告の条件について、公式ヘルプも併せてご覧ください。
↓Facebook公式ヘルプ