コミュニケーション力
我が家にホームステイしているデンマーク人のNiels。
真ん中の彼がNielsです。(家族でスカイツリーに行った際の写真)
8月に日本にやってきた時、日本語は全く話せませんでした。
もうすぐ半年、という今、彼の日本語は驚くほど上達しています。
同じプログラムで日本に来ているアメリカ人の男の子がいるのですが、彼はNielsほど日本語をうまく話すことができません。
この違いは一体何なのか。
見ている限り、Nielsが人一倍本を読んでいる、とか、すっごく机で勉強しているとか、そんなことは全然ない。
それよりも、Nielsにあるのは、「伝えたい」「わかりたい」、その気持ち。
自分の思っていることを、分かってもらいたい。
相手の言っていることを、分かりたい。
日本語力、ではなくて、コミュニケーションをとりたいと思う心。
うまくやろう、恥ずかしくないようにしよう、そういう上辺のことではなくて、「伝えいたい」と思えるかどうか。
わからないから笑って流しておこう、聞くのって恥ずかしい、そんな薄っぺらい付き合いではなく、「相手のことをわかりたい」と思えるかどうか。
これなんでしょうね。
外国人とのコミュニケーションだけではなく、仕事に対する姿勢も、こうでありたいな。
考えたことを、思っていることを、知っていることを、「伝えたい」「知ってほしい」と思っている人だけが、成長できる。
伝える手段は、言葉?態度?デザイン?資料?全部全部、きっとそう。