京都マラソン 前編
2012年3月。
第一回京都マラソンが開催されました。
「京都マラソン? ふーん。」だった私。
「ちょっと、エントリーしちゃうー!?」だった酔っ払った弟。
ほとんどが抽選漏れだったところ、なんと私の弟、当選してしまったのです・・・。
運動?
いえいえ、していません。学生時代やっていたテニスを(一応インターハイ出場)今もやってはいるものの、私の知る弟は、「運動」という言葉とはちょっとかけ離れています。
42.195キロ?
もちろん、走ったこと、ありません。
そんな弟も、出るとなったからには男たるもの完走しなければ、と、仕事が終わったら毎日ランニング。
1か月くらい?は走っていたようです。
そしてある日。
「聞いて。俺、読売テレビで密着取材されることになってん。」
へ???
なんと弟が、日本テレビ系列の読売テレビで、京都マラソンの密着取材をうけることになりました。
家で子供と遊んでいるところ、川辺をランニングしているところ、子供たちの「パパ頑張って」。テレビで見たことあるこれらのシーン、弟家族が登場しちゃう!?
もちろん私は、「えー!なんだか楽しそうーーー!」と、家での撮影の日、弟の家に遊びに行ってきました。
人生初インタビューの弟。
奥さんと子供たちもインタビュー。
ただ、どうしてもわからないのは、なぜ弟なのか・・・、ということ。
「マラソンを走りきることで、自分自身を変えるんです」とか「家族との約束で」とか、特に何もない。どちらかというと、ふらっと申し込んだら、当選しちゃった、初心者の30代。
・・・。
もしかしたら、完走できなくて悔しがって来年も挑戦します!となることを想定されているのでしょうか・・・。
ふふふ。
あとは、弟の頑張り次第。
頑張れ弟~。