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今日は、京都に住んでいてもなかなか行くことのできない、桂離宮と修学院離宮に行ってきました。 桂離宮は、17世紀の初めから中頃までに、八条宮初代智仁親王と二代智忠親王によって造られたもので、日本庭園として最高の名園といわれているそうです。 行って納得。 計算されつくしたその設計力は、素晴らしいものでした。 座る人、やってくる人、そこに居る人が最高の景色を堪能することができるよう、目線や配置に細かな配慮がありました。 こんな素晴らしいものさぞかし優れた方が設計をしたんだろうと思っていたら、なんとこちらは親王自らが設計されたとのこと。 驚きです。 プロだから良いものができるのではなく、「そこに居る人を楽しませるために」と考えることが一番大切なことなんですね。 続いて午後は修学院離宮へ。 こちらも17世紀中頃、後水尾上皇によって造営されたもので、上・中・下の3つの離宮からなります。借景の手法を採り入れた庭園として,我が国を代表するものだそうです。 同じ「離宮」だから、似たようなものじゃないのかなぁーなんて行ってみると、そこはまるで別世界。 大自然をそのまま楽しむ山荘でした。 京の町をほしいままに手に出来る、そんな素晴らしい景色。 こんなところで1日過ごすことができたなら・・・。 度肝を抜かれる離宮でした。 京都に住んでいてよかった(*^。^*)そんな一日でした。 また今回ご紹介くださいました共同管理株式会社の宮林社長、本当にありがとうございました。 写真上が桂離宮。 ウッドデッキのように出ているところは「月見台」 お月様を最高の姿で眺めることができる場所です。 ここがすごいのは、なんと池に映るお月様にも出会えるのです。 写真下は修学院離宮。 京の景色をひとりじめ。 |