十二単、着ちゃいました

公開日:2005/06/08(水) 更新日:2009/12/06(日) 休日の過ごし方
世界に誇れる日本の衣装、として真っ先に想像するのは着物。
京都では、お茶会・パーティーなどのイベントごとのときだけではなく、日常的に着物を着て歩く女性・男性が多くいます。
だから目は慣れているのですが・・・。

今日はなんと、十二単(じゅうにひとえ)を見てしまいました!!
というより、体験してしまいました!!

平安時代、ある種の方々だけが着ていた衣装。
紫式部や清少納言、お雛様などを想像させる古典衣装。

実際に見た感想は、「日本人の色彩感覚のなんと素晴らしいこと!」
様々な色の組み合わせがあるようですが、今日は紫の色あわせでした。
紫といっても、淡いもの薄いもの少し青が強いもの、赤が強いもの、など、多くのバリエーションがあります。その微妙な色バランスを上手にとって、重ね着していくのが十二単。
日本人の繊細さ、絶妙の色彩感覚は、世界に誇れるものがあるなとつくづく実感。

写真はアメリカ人の方が着付けされているところ。
彼女が着ると、映画キルビルのようなかっこよさ。
日本人が着るそれとはまた一味違うものですね。

そうそう、昔の女性のサイズに合わせてつくられている十二単。
150cmくらいがぴったりなんですって。
175cmある私には・・・。大人が子供の服を着たみたいな感じです(^_^;)