愛を伝えよう★バレンタイン
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東京表参道。 お目当ては、ブルガリ表参道ツインショップ。 2F。 世界で初めてのブルガリオリジナルチョコレート。 手にいれるまでの時間、驚愕の3時間。 でもそこで、「サービスとは何か」、を目の当たりにしました。 並んでいると、責任者の男性がチョコをもって登場。 「本日は、ブルガリ・イル・ショコラートにお越しいただきましてありがとうございます。 〜〜〜〜。私どもは、チョコレートをお客様のお好みに合わせてジュエリーと同じ感覚できちんとお選びいただきたいと思っております。店内にお入りいただきましたら、お客様にスタッフがつかせていただきます。お好みのものをどうぞご相談ください。」 並ぶこと2時間。 時間は7時。 「お客様、寒い中、本当にありがとうございます。」 そういって渡されるホットチョコレート。 温まる私の横を、チョコレートを購入したひとりの女性が通りすぎる。 満面の笑みでスタッフに「ありがとうございました」と言っている。 そしてようやく店内へ。 ついてくださった一人の女性。 ゆっくりと、丁寧に、説明してくださるひとつひとつのチョコレート。 あの方には、どのお味? あの方には、どのお味?? 膨らむ夢。 膨らむ愛。 手に入れた後、私も知らずに「ありがとう」。 3時間並んでも、お客であるこちらが、笑顔になって帰っていく。 ジュエリーを買うように、女性がみな笑顔になって帰っていく。 私だけのサービスに、女性がみなお姫様になって帰っていく。 そんなサービスは、スタッフの誇りによって支えられている。 そう、強く強く感じた、素敵な3時間でした。 |