心理的密室に迷い込む朗読劇。
角川春樹賞も受賞されている池田久輝さんの脚本。
朗読は演劇とは違うので「声」で楽しむものです。10年くらい前に始めて誘われた時には、「面白い・・・のだろうか?」なんて思っていましたが、とても面白いです。
池田さんの脚本はサスペンスを基本といているので、火サス大好きの私(火サスってもうなくなりましたが)には本そのものが合っているということもありますし、もう一つは、やはり「生」でこそ味わえる空気、緊張感の存在です。これが私は大好きです。
そしてもちろん佐野さんの声が好き。今夜も引き込まれました。