サントリー やってみなはれ精神
「こんな会社で働きたい」
はじめてそんなことを思いました。
昨日のカンブリア宮殿は「サントリーのやってみなはれ経営」でした。
「やってみなはれ」とは、創業者・鳥井信治郎氏が残された言葉。
その「やってみなはれ精神」で、45年連続赤字だったビール事業が黒字に転換、入社3年目の女性社員がオレンジーナを年間900万ケースの大ヒット商品に。
「やってみなはれ」
ものすごい重みです。
挑戦したらやり抜け、執念をもって成功させる。
「守りにはいってやらないことは悪」
「なさざるのは罪」
「とにかく挑戦しろ」
目の前にあるちょこちょこしたことだけを見ていても、どうにもならない。
先にある「これを実現する」にむけて突き進むのだ!!
の気持ちがむくむくとあらわれました。
優しい言葉や、許される環境や、気をつかって甘やかされるよりも、
「やってみなはれ」
という言葉をかけられたい。
「福利厚生で社員と交流を図っています」とか「若い社員が楽しくイキイキ働いてます」とか、そんな特集では「へー」としか思わなかった私も、若い人も経験豊富な方も、みんなが一つの精神を持ち、進み、結果をだしておられる様子を見て、今回ばかりは「こんな会社で働きたい」と思いました。
「やってみなはれ」
村上龍の最後の言葉。
「必死の覚悟で『やってみなはれ!!!』」