セールスフォース社のマーケティングオートメーションツール「Pardot」のユーザー会に参加。そこで、本をいただきました。
「世界は顧客が変える。顧客が期待することわかっていますか?」
顧客の気持ちがわからなければ企業は選ばれません。社会人になってもうすぐ20年。求められる会社、人でなければならないと鍛えてきました。
でもその「求められる」は、「経験上おっしゃっていることの裏にはこういう気持ちが隠されている」「この場合はきっとこう」という経験と勘から導きだされていたように思います。
それが昨今は激変。ゴデスクリエイトでも既に10年近く前から「問い合わせ者のWEBでの行動履歴」をデータで取得し皆様の営業活動にお役立ていただいてきました。今はWEBでの行動履歴のみならず、メールの開封やその他SNSなどを連動させ、顧客が何に関心を持っているかが手に取るようにわかり、さらにそれらをスコアリングし売れる営業を導きだす、ということが行われています。
経験と勘の時代から、顧客のデータ(名前、電話番号などのリストではなく、その人のインサイトが読み解けるデータ)というリアルを元に、顧客の気持ちを見える化する時代。データは強い武器、です。
でもこんな風に、データを元に顧客に寄り添おうと言うと、そんなんじゃないよ、きちんと顔を見て人の気持ちを考えて本当に今そこにいる目の前の顧客に寄り添うことが大切なんだよ、というお声が聞こえてきそうです。
私もそう思います。「おもてなし」「気配り」「きばしり」など現実として人の気持ちのわかる力は、やっぱり絶対的に必要なもので、これができない人はデータからも読み解けない・・・くらいだと思います。
この本、実はユーザー会に参加した人全員に配られたものではありませんでした。
久しぶりにお会いしたご担当の方が、「上田さん、今日は京都からお越しいただきありがとうございます。これよろしければ・・・」と私にだけ紙袋に入れた本とカレンダーをくださったのです。
私がこのような情報を求めていることをわかってくださった?のかどうかは担当のNさんのみぞ知る・・・ですが、まさにこのような情報を求めている私にお心遣いをくださったこと、さらにNさんのファンになりました。
顧客基点経営。顧客を知り、顧客に答える企業が生き残る。
データ主義マーケティング。
ゴデスクリエイトが住宅会社WEBサイトを成功へ導くために実践している、核となるものです。