いつまでも向上心をもって
勝尾青龍洞先生に、私がよく日記で使っていた「『ホームページをお持ちしに行ってきました』という表現はおかしい」と教えていただきました。
考えてみると、「教えていただける」という機会が、どんどんなくなってきました。
「教えて欲しい」と聞いたことは教えていただけるけど、無条件に上司や先輩が教えてくれたあの頃のようなことは、今、ありません。
だから、お客様からの一言、上司からの一言、人生の先輩からの一言、部下からの一言、友達からの一言、家族からの一言、など、ありとあらゆる場面で、「自ら」気づき吸収する、が必要で、それができるかどうかで成長が変わるような気がします。
そんな状態の私に、勝尾青龍洞先生が今回教えてくださったこと。正直、ものすごく嬉しいです。
会社に目を向けたとき、私は先輩として文章やマナーや物の言い方を教えてあげているでしょうか・・・。
社会人として備えなければならない基本。
私の直属の人たちには「しているつもり」にはなっているのですが、会社の中はそれだけではないし、私が口を出すのもなぁ、なんて見て見ぬふりをしていることもたくさんあるような・・・。
そもそも、文章やマナーや言い方に対して言う事自体、すごく難しいし、向こうもイヤだろうなとか、色々考えてしまいます。
でもそれって、会社から与えらえている先輩としての役割であり、それも仕事の範囲なんですよね。
業務の内容を教えることではなくて、言い方、マナー、など、社会人として備えなければならない基本を教えること。
そういうことができるようになるためには、むしろ、私の方が成長しなければ。
言い方もマナーも気づかいも、きちんと知っている自分にならないと。
人に伝える自分でいられるために、自分自身も向上心を持って成長しようとすること、そこが大切なのかなあ、なんて思いました。
そんなことがあって、ある女性社員に「メールでこの文章はおかしいと思うよ。この言葉を使うべき時とそうでない時があるから、そこをきちんと理解して使った方が良いと思う」と伝えたら、今朝来たメール、きちんと反映されていました。
意味を伝えながら教えて、次には自分で考えられるようにしてもらう。
『ホームページをお持ちしに行ってきました』から、たくさんの気づきと学びができました。
勝尾先生、本当にありがとうございました。